金井製茶のいろいろ About us

生産のいろいろ 品質のいろいろ 可能性のいろいろ

みんなのために、
いいものをより安く

サステナブルな社会の確立が叫ばれる昨今、日本に古くから根づく「もったいない」精神が改めて見直されています。一方、お茶の生産現場では一番茶や二番茶の品質確保のため、刈り捨てなければならない茶葉がたくさん出ます。しかし、捨てられてしまう茶葉でも充分製品化に値する品質を備えており、高度な製茶技術さえあれば、風味豊かで美味しいお茶に加工することが可能です。そのため「金井製茶」では、通常では捨てられてしまう茶葉を利用すると同時に、工場の効率化や少数精鋭の人員体制を通じてコストダウンを図り、高品質な茶葉を低価格でご提供しています。これまで捨てられてきた茶葉を利用することで、消費者や生産者、そして地球にもやさしい生産体制を確立できます。
「みんなのために、いいものをより安く」…それが金井製茶のめざすお茶づくりです。

01生産

生産

生産・加工・販売の一貫体制

金井製茶では、生産から販売まで一貫した体制のもと、上質な製品をご提供しています。袋井市の丘陵地帯に広がる25ヘクタールの畑地で、「やぶきた」、「おおいわせ」、「めいりょく」「つゆひかり」、「さやまかおり」、「あさのか」の5品種を自社栽培。これらに加え、近隣の提携農家の皆様が丹精込めて育てた茶を原料とし、自社工場で製茶を行っています。当社工場では「流動式製茶ライン」を採用しているため、いっそう発色や味わいの良い製品を生み出すことができます。さらに、自社で摘み取った上質な新茶を商品化し、自社販売も手がけています。

02品質

品質

品質へのこだわりと
柔軟な対応力

金井製茶では、年間約100万㎏の生葉を加工し、年間約30万㎏の荒茶を生産。そのうちの約90%はペットボトル用などの原料として大手メーカーに出荷しています。また、安定生産・安定品質を目的に生産管理体制を徹底し、「ASIA GAP」※1及び「SAGP」※2の認定を取得。深蒸し煎茶の生産においては、地域の品評会でも優良賞など数々の賞をいただいています。また、高度な調整技術によって浅蒸しから深蒸しまで柔軟に対応し、お客様のご要望に応じた製品を幅広くご提供。プライベートブランドやOEMにも積極的に取り組んでいます。

※1 ASIA GAP
日本GAP協会(東京)の策定により、食品安全・環境保全・労働安全を確保するための認定制度。GAPは、「適切な(Good)、農業の(Agricultural)、実践(Practice)」の略称で、正しく実施されているかを第三者機関が審査・認証します。なかでも「ASIA GAP」は国際規格化を照準に、農薬の適正使用と保管、機械や設備の点検整備など約160項目が定められています。
※2 SAGP
コカコーラ―グループが茶系飲料の原料茶葉の産地を対象に定めた独自の認証制度。職場環境や人権、環境保護、農業管理システムなどの領域において高い管理基準を定義しています。

03可能性

可能性

若い力で新たな可能性を追求

農産加工のさまざまな分野で人材不足や高齢化が深刻化するなかで、当社では全従業員6名のうち30代が2名在籍。自由で柔軟な発想とフットワークの軽さを活かして、従来捨てられている茶葉の有効活用を実践に移しただけでなく、OEMやプライベートブランドのトータルサポートにも積極的に着手。茶畑の一部を太陽光発電と併用するなど、新たな試みにも取り組んでいます。さらに、地域の同業者仲間と連携し、モンゴルでの日本茶の普及と販売をめざして、現在プロモーション活動を展開中。若い力と柔軟な発想で産地に新風を吹き込み、お茶の新たな可能性を追求します。